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代表・中村 誠 |
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夏休み前の6月だったか、センター物理の過去問題で20~30点を連発して真っ青になっていた子がいました。
夏休みも後半がAO入試対策にかかりっきりで満足なセンター対策はできず、AO入試は失敗。
毎晩0時を回っても塾で勉強、もちろん土日も祝日もです。うちの塾生は私から見ても実によく頑張ります。
そのムードが楷進予備校全体に漂っていて、彼女もまたそんな一人として11月・12月には限界までやっていたように記憶しています。
あまりに頑張りすぎてフラフラになっていることもあるほどで、
早く帰ることを諭し「帰ったらすぐに寝なさい」と言い聞かせたものでした。
そして迎えたセンター本番。自己採点に来る塾生には「怖くて採点できない」という人もいますが、
私は「2次試験までには1ヶ月しかない。ダメージは早く回復することが大事なのだ」と説得します。
そうです、とにかく早く立ち直ってやる気を出してもらうのが一番ということは、
多数の受験生を送り出した経験からはっきりしています。
気持ちの切り替えなどのメンタル的な助言も私たちに求められるプロの力です。
さて、その子にとって問題だった物理。自己採点を終えた彼女は大声を上げて立ち上がりました。
ああ、ダメだったのか…。いえ、違います。なんと彼女は苦手だった物理で100点を取り、流していたのは感動の涙だったのです。
物理では他にも100点を取った塾生が複数おり、塾内平均は91.6点。その中にあっても彼女の100点は思い出深く、そして特別です。
私たちは頑張る一人一人を精一杯応援します。
そして、楷進予備校にはその熱意にきちんと応えるごとく塾生たちが必死に努力する姿があります。
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教務部長・原田 二郎 |
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人間は一人ひとり違い、誰でもがそのたったひとりの自分の人生の主人公です。
しかし、みんな同じ人間です。では、違うってどういうことで、同じってどういうことなのでしょう?
人間はずっと「違う」と「同じ」を正しく考えられるように考え続け、論理的・科学的に思考することに到達しました。
例えば、有名なニュートンの万有引力発見のエピソードも、
「違う」と 「同じ」を矛盾なく適用して行った結果だと言われています。
リンゴも月も「同じ」ように頭の上にある。リンゴが地面に落ちるのとは「違い」月は地面に落ちてこない。
リンゴも紐でくくってグルグル回すと月と「同じ」ように地面に落ちなくなる。
月はリンゴとは「違い」地球と紐でつながっていない。
地面に落ちるときはリンゴも月と「同じ」ように地球とは紐でつながっていない。
全ての物体には力を伝える紐のようなものがなくても、「同じ」ように引き合う力が存在し、
月が落ちてこないのは地球の周りを回っているからだーー
この話を聞いたとき不思議に思いました。
「どうしてニュートンはこんなことを考えついたのか?
リンゴは落ちてくるのが当たり前、月は落ちてこないのが当たり前という「常識」からどうやって抜け出せたのだ?」。
おそらく、その答は「ニュートンだったから」ということに尽きると思います。
しかし、その心構えを受け継いでいくことは誰にでもできることです。
つまり、日常のありふれた光景を心底不思議に思うことができる感性こそが我々が次の世代に伝えていくべきものなのです。
楷進は「どんなことに対しても不思議さや神秘さを見つけ、素直に感動する感性」を育て磨くように指導しています。

「頑張れ」と言うだけではありません。厳しく指導するだけでもありません。
学力を向上させることだけが受験対策ではないからです。
適切なアドバイスを与えること、そして「心」で支えること。それができるのが楷進です。