楷進予備校を巣立った先輩たちからのメッセージです。

Vol.17 「公式=暗記じゃない!」
慶應義塾大学法学部合格  岡山高校/岡山中学校
6年前,僕は中学受験をして中高一貫の岡山中学に入学しました。もちろん6年先にどんなことになるのかなんて,見当もつきませんでした。中1の冬ごろにそれまで通っていた塾をやめ,友人の紹介で「中村数理ゼミ」に通い始めました。その頃は先生の自宅の2階が教室で,(講座が少ないせいもあってか)人数も少なかったように思います。

毎週解けたらジュースが貰えるジュース問題なるものが出され,ジュース目当てに考えましたが,答えまで出たことはほとんどありませんでした。ジュース問題では,先生はどこまで考えてきたかを重視していたように思います。毎週授業の最初に1人ずつ,答えは出たかどうか,出ていないのであれば,どこまで考えることが出来たのかを聞かれました。そのあと,一人ひとりの解き方での問題の解説がなされました。答えが図形的にすぐに出てくる解き方もあれば,必死に計算しないと出てこない解き方もありました。そのときに,1つの問題でもこんなにたくさんの考え方があるのか,と思いました。「たくさんあるんなら,1番簡単なやり方でやらないと損だな」とも…。

公式の証明も何度となくさせられました。

今から思えば公式を使いこなす上ではやはり大事なことだったと思います。本来学校なら「暗記せよ」で済んでしまうところを,「なんで?」に変えてしまうのが中村流です。
そのうち、塾が岡山駅前のビルの2Fに移転し,生徒も多くなりました。しかし,答えよりも考え方を重視するという方針は変わりませんでした。学校は高校受験がなかったので,中3のときもそれまでと変わりなく,時は遊びとテレビに費やされていきました。
この頃,名古屋から来た経営コンサルタントの人を講師として,特別授業がありました。人生で成功していく上で大切なことを教えてくれた授業でした。大手の塾の進学講演会よりもよっぽどためになったと思います。

高校にあがってからも,基本的には中学のときと変わりなく,成績も150人中の40番くらいでした。しかし,文系理系に分かれた高校2年生になってすぐの春休み課題考査でいきなり3位で,ちょっとビックリしました。文系内の順位なので,元の母集団よりも母集団が小さいのですが,3位という順位は刺激的でした。

エンジンがかかりました。

中高一貫ゆえの中だるみが多いといわれている高2のときの定期考査は,5回とも400点越でした。これがなければおそらく推薦なんてもらえなかっでしょう。400点越が続いたのは,定期テスト前に自習教室が使い放題だったこと,先生がラーメンを奢ってくれたことと高い相関関係があることは,間違いありません。

今は岡山駅前のビルを占有する大きな塾となりましたが,同じ岡山駅前に展開する大手の塾とは違ったものが楷進にはあると強く確信します。先生と知り合えたことは,本当にいい経験でした。ありがとうございました。